新元号
新元号『令和(れいわ)』の意味、理由と由来はどのようなものなのでしょう。
平成の次の元号『令和』について、解説していきます。

令和の由来

『令和』は万葉集の梅の花の歌
三十二首の序文にある
「初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやはら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。」
から引用したものです。

厳しい寒さの後、春の訪れを告げるように見事に咲き誇る梅の花の情景が描かれている和歌です。

『令』という文字は、元号で使用されるのは初めてであり、元号が中国古典ではなく日本の古典(国書)を典拠とするのも、はじめてです。
『令月(れいげつ)』には、”すべてのことを行うのに良い月”、”めでたい月”、”陰暦2月”という意味があります。

同時に、『和』は昭和の流れを感じます。
今回の『令和』に決定したことにより、『和』が元号に使用されるのは20回目となりました。

元号の懇談会に参加した山中伸弥氏によると、「伝統を重んじると同時に、新しいものにもチャレンジしていくという意味も込められた、とても素晴らしい元号」とのことでした。

新元号に込められた意味、国民へのメッセージ

『令和』には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められ、
同時に、希望に満溢れた新し時代を国民の皆さんと共に切り開いていく、という安倍総理の決意も込められています。

万葉集には、天皇、皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで幅広い身分の人々が詠んだ歌が収められています。
文化、四季折々の美しい自然など、日本の国柄を次の時代へと引き継いでいくという意味、
厳しい寒さを乗り越え、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人がそれぞれしっかりと花を咲かすことができる
希望に満ち溢れた新しい時代を切り開いていく、という決意を込め決定しました。

日本の古典を由来とした理由

いかに時代が移ろうとも、日本には色あせることのない価値がある。
万葉集には皇族や貴族など身分の高いものだけでなく一般庶民を含め、幅広い身分の人たちの歌が収められている、我が国の豊かな国民文化を象徴する国書のひとつで、世界に誇るべきもの。
こうした日本の文化は、次の時代へも引きついていくべきもの、ということから万葉集を典拠としました。

考案者

新元号との結びつきが問題視される場合もあるため、明らかにされない方針です。

同様に、新元号は一つであるとのことから、候補となった元号も明らかにされないとのことです。

最後に

2019年4月1日、新元号が発表されした。
新元号は『令和(れいわ)』です。
万葉集を典拠としているのがとても素晴らしいと思います。
日本人による日本人のための元号、という感じがしますね。
元号の候補は色々と上がっていましたが、『令和』はどの候補よりも良いものだと感じました。